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前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある宣伝の超電磁砲 携帯を持つ手は微かに震えて、心臓は早鐘のように高鳴り。 震える指先で少女は、意を決して一人の少年のダイヤルを押した。 何を話そう、話したいことはたくさんある。 止め処目ない想いが溢れて、考えはまとまらない。 と瞬間、鳴り響く音、驚いて振り返った先には少年がいた。 「…………」 久しぶりだな、元気してたか?といつもと変わらない少年。 会いたかった人、聞きたかった声…でもそれよりも美琴の視線は、少年の後ろにいる少女へと向けられる。 どうしたのー?とうまーとその声の主であるインデックスは、何やら鋭い視線を感じ、二人は相見えた。 ビシィィィィと効果音を放つかのごとく、その場の空気は凍りつく。 「なんでいんのよ」 「とうまとご飯食べに来たんだよ」 ご飯デートだよとでも言うかのようにインデックスは立ち上がって、美琴をけん制する。 以前の美琴ならクールに交わせたはずだが、恋する乙女は引くわけにはいかない。 美琴も負けじと立ち上がり、対峙する。たった今、まさしく二人は恋敵(ライバル)となった。 互いに睨み合う二人の少女の間に挟まれた少年、上条当麻は無論、自分が原因であるということは 知るわけもなく、え?どうしちゃったの、お二人さん?と何やら只ならぬ不穏な空気を感じ、これはまずい すごくまずい、何故だか分からないが非常にまずいと、二人に何が起きたのか聞いてみる事にした。 「あの~お二人とも、どうされたのでせうか?」 「「アンタ(とうま)は黙ってて!!」」 と見事に二人はシンクロし、ダブルキックを食らったかのような衝撃を受けた上条は解決の糸口を失う。 どうしたものかと考えを巡らせていると…美琴の他に二人、困ったようにたたずんでいる少女が視界に入る。 あれは、確か超電磁砲 レールガン の収録で何度か見かけた佐天さんと初春さんではないだろうか? 間接的にしか話に関わってない為、ほとんど話した事がない。ほぼ初対面に等しいが渡りに船、この機会を逃す手はない。 二人に協力を仰ごうと目で合図を送る。思ってもみなかった事態に、佐天と初春も同様、今の状況をどうにか できないかと考えていた。二人は上条の合図に気付き、ここは三人で一致団結して問題を解決しようと試みる。 「はっ、はいはーい!」 と佐天さんは睨み合う二人の少女の間に割って入り、あのもしよかったら皆でお茶しませんか?と強引に流れを切り替える。 「いいですね、それ!」 とこれは初春。 私達、超電磁砲からなので、是非上条さんと、インデックスさんとお話したいですーと付け加え、御坂さんも行きましょー と、佐天と初春は二人でガッと美琴の腕を両サイドから掴み、上条とインデックスのいる席へと無理やり連行した。 佐天と初春にほとんど助けられたような上条は、ほっと一息ついた。 しかしそれは束の間の休息… 禁書目録組、超電磁砲組が一つのテーブルを挟み、第一次上条さんを巡る乙女の戦いが勃発しようとしていた。 つまるところ事態は何も変わっていないどころか、睨み合いから一転、場を設けた事で交戦できる状態に移行したのだ。 「で、何で日本にいるのよ?」 故郷のイギリスに帰ったんじゃなかったの?と美琴は先制攻撃をしかけた。 「出番があるんだよー!」 ふっふーんと、先制取られちゃったけど痛くも痒くもないよーと言った風にインデックスは答える。 「なっなんですってー!」 美琴は思わず、今ある台本を鞄から取り出し、探し始める。 しばらくして、なーんだオープニングとちょい役で出てくるだけじゃないとちょっと安心した。 ということは、日本にいるっていっても短い期間だろう。 「なんだ出るって言っても、ほんのちょい役じゃない」 「む~それでも、出るのは出るんだよー」 じゃれ合う二人の様子を見ていた三人は 「仲直りできたみたいでよかったですね」 本当によかったーと初春はほっと胸を撫で下ろし 「まぁ、何だかんだ言って二人とも禁書目録の頃からの長い付き合いだしな…」 と上条は言った。 「じゃあ、上条さんは、御坂さんとインデックスさんとだと付き合いが長いのはどっちなんですか?」 と佐天の質問に、うーんと上条は思い出す、一番最初のワンシーンを。 「御坂との方が長いかもな…」 「「へー」」 「ってまた居候してるの?!」 「そうだよー」 どうやら、話は別の展開を向かえたらしい。 インデックスはどうだー参ったかーと、勝ち誇っている様に見える。 「ねぇ、あんたは、なんでまた住まわせてんのよー!」 今度の話題はこちらにも関係があったようだ。戦地は二人の間だけではなく上条の領地まで飛び火した。 「はぁ?何でお前にいちいち断り入れなきゃいけないんだ?」 それは別に俺の勝手だろと告げる。大体、前の撮影の時も、そうだったのだから何も問題ないはずだ。 「…っそ、それは」 「それは?」 「あっあんたが、好きだからよ!」 悪い?とでも言うように美琴はついうっかり本音を滑らした。 「………えっ?」 その場の空気は、さきほどとは違った意味で凍りついて、数秒後…自分の発言に気付いた美琴は かぁぁぁぁぁぁと真っ赤になり、いっ今のは無しだからーーーーーーーーーーーーと脱兎のごとく走り去った。 「「御坂さん?!」」 あまりに突然の出来事、残された4人、真相を聞くにも当の本人はこの場にいない。 一方、走り去る美琴をただ一人、見ていた少女がいた。 「お姉さま?」 ――ふふーん、ふふーん、ふーんふーんふーん…ん? 「何だこりゃ?」 鼻歌交じりにこちらへ歩いてきたのは、ツンツン頭が特徴のとある少年だ。途中で何か拾ったらしい。 「えーなになに、とある科学の超電磁砲 レールガン 第4巻、DVD&ブルーレイ、発売のお知らせ」 へぇ、初回限定版は豪華特典付か…一通り目を通すともう一枚ある事に気付く、紙には見覚えのある字。 当麻へ 話があるから、28日の放課後 いつもの場所で待ってるから ぜぇぇぇぇったい、来なさいよ! 来なかったら、覚悟は出来てるわよね? 美琴より 「これは……まさか果たし合い状か?!」 指を折って執行猶予を数える。 「えーと…今日が23日だから、あと5日だな…」 選択肢は一つしか残されていない。 不幸だーーーーーー!と少年の叫びは虚しく空へ響き渡った。 つづく! 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある宣伝の超電磁砲
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【種別】 人名 【初出】 四巻 【CV】 谷山紀章 【解説】 人気女優に手を出した事が週刊誌にすっぱ抜かれたアイドル。超美形だとか。 御使堕し発動時、周りからは土御門がこの男に見えたらしく、 熱狂的アイドルファンの夢見る乙女と目が合う度に金属バット片手に追い掛け回されたらしい。 海外の映画で主演に抜擢されたらしく、九月三十日には午後一番の番組で苦労話っぽく自慢していた。 この番組を録画していた黄泉川は彼のファンなのかもしれない。 その後も小ネタ的にちょくちょく登場している。 アニメ『とある科学の超電磁砲』では佐天涙子もDL販売された新曲に加え、 抽選で100名に当たるプレミアムグッズの応募券の入ったアルバムも購入して、 グッズをゲットする気満々であった。 また、『とある科学の超電磁砲』ではライブを開いているのが確認でき、『とある魔術と科学の群奏活劇』では 彼が出演するネット番組「一一一のカップル一番星」が登場している。 原作小説にも登場し続けており、新約十二巻ではテレビオービットの楽屋で寝ている姿をライヴ放映されている描写がある。 新約十四巻では夜のドラマの二時間拡大版に主演していた他、 新約十五巻で浜面が訪れた銀行のテレビで流れていた午後イチのトーク番組にも出演している。 前者のドラマを観た上里は『何かの漫画の原作があって、 芸能事務所側が知名度を上げたい役者を一枚噛ませようとしたのだろう』と推測しており、 後者のトーク番組を観た浜面は『奥様向けの時間帯』と評した。 ちなみに前者のドラマは「趣味も特技もない大学生の周りには何故かハイスペックな女の子が何人も侍っていて、 彼女達の力を七つ道具みたいに使って悪徳就活係のおっさんをとっちめる」という内容で、 上条勢力や上里勢力を連想させる内容となっている。
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【種別】 人名 【初出】 とある魔術と科学の群奏活劇 【解説】 柊元響季の友人の学園都市の学生。年齢、性別は不明。(作中の描写から当時の柊元と近い年齢で、女性の可能性が高い) 正確な能力は不明だが、柊元の微細構築(ミクロステラクチャー)に類した(あるいは同じ)能力を持つ。 柊元と同じ「能力者の代理演算研究」の参加者であり、研究者の無茶で能力を高め過ぎたせいでコンピュータの処理が追いつかなくなり、爆発。 肉体が粒子となって霧散するという大事故となり、事実上死亡してしまう。 同伴していた柊元はなんとか生存し、学園都市内に散ってしまった加納の粒子を回収し、能力を使って存在を取り戻そうとしていた。 粒子のみの存在になってしまったが意識は残っていたようで、パンタグルエル(未編集)戦ではミサカネットワークを通じて柊元に「生きろ」と言葉を託した。 経緯は違うが、どこか薬味久子の最後を彷彿とさせる。
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【種別】 魔術 【初出】 十六巻 【解説】 後方のアックアが行使する魔術、『聖母の慈悲』の根幹をなす術式。 『厳罰に対する減衰』を基礎とする、『罰を打ち消す魔術』。 アックアの場合、上記の効果を転じて「約束・束縛・条件を免れることもできる」という解釈により、 呪詛を無効化したり、魔術の発動条件を捻じ曲げて虚像から本物の力を引き出したりも出来る。 【参照】 →聖母の慈悲
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【種別】 人名 【元ネタ】 ショチトル(ラテン文字転写例:Xóchitl)はアステカ文明の言葉で「花」を意味する。 アステカ暦法の一つで、祭事歴である260日暦(トナルポワリ、Tonalpohualli)においては、 この言葉に数字の20が割り当てられている。 【初出】 十五巻 【CV】 大和田 仁美 【解説】 アステカ系魔術結社『翼ある者の帰還』に所属する魔術師で、 暗部組織『メンバー』の一員。 黒髪で浅黒い肌の、彫の深い顔立ちをした少女。 エツァリとは結社内で師弟関係にあり、彼のことを「お兄ちゃん」と呼んだことからおそらく彼より年下。 『死体職人』の異名を持ち、 結社内では死体から残留情報を入手して、その人物の遺言が正しいかどうかを確認したり、 葬儀の方法をまとめたりといった、死者のアフターケアを行っていた。 世界各地の死者に関する魔術を学んでいたが、それはあくまでも平和利用のためであり、 汚れ仕事とは無縁のポジションに就いていたらしい。 相手を自身の武装を用いて自殺させる術式とマクアフティルを振るって戦闘を行う。 また正体を現す前は日本人に変装していたことから、成りすましなどのアステカ魔術も使えると思われる。 9月3日(とある科学の超電磁砲SS)時点では学芸都市の襲撃に参加しており、 雲海の蛇を駆ってトチトリ、テクパトルらと共に学芸都市と戦闘を繰り広げていた。 その際に広域社会見学に訪れていた佐天涙子らと出会う。 その後、最終兵器として放たれた太陽の蛇から佐天を助けるためにトチトリと共に命令違反を犯し、 制裁として暦石を彫りこんだ『兵器』としての扱いを受けることになってしまった。 『メンバー』としての初任務は9月19日(大覇星祭初日)の学園都市。 この日、佐天との思わぬ再会に動揺する。 ちなみにその回(超電磁砲四十三話)の扉絵の背景に彼女らしきシルエットが映っている。 そして10月9日、第一〇学区の少年院で『グループ』……というよりエツァリ個人の前に立ちふさがる。 自殺術式の正体は、 「自分の肉を乾燥させて粉末状にしたものを周囲に散布し、それが付着したものを自在に操る」というものだが、 『原典』である魔道書、暦石を皮膚の内側に記すことで力量を補ったため、 その肉体はエツァリとの戦闘中に限界を超え崩壊を始めてしまう。 しかし暦石の存在に気づいたエツァリが自分の体に原典を移し、彼女を生かす方向に原典を騙したため、 肉体の三分の二ほどを失いながらもなんとか一命をとりとめている。 助かった後は病院で入院生活を送っているようで、エツァリはちょくちょく見舞いに訪れている。 ちなみに化学繊維の衣服は好まないらしく、見舞いの品としてアステカの民族衣装を渡されていた。 余談だがスリーサイズは84・58・81だとか。
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【種別】 魔術・霊装 【元ネタ】 シヴァ神の持つとされる弓とされるが、 トリシューラと混同されたりするため、形状についての言及はない。 【初出】 とある魔術と科学の群奏活劇 【解説】 魔術結社・『天上より来たる神々の門』が所有する『アストラ』の一つ。 シヴァ神系統のアストラを制御する基点としての役割を与えられている。 人形のような細い腕を模しており、ウレアパディー=エキシカ(未編集)は自身の長髪の中に隠していた。 シヴァ神の異名であるピナーカパーニ(ピナーカを構える者)とナタラージャ(踊る神)を利用し、 術式を踊りの形で表現することで、 ピナーカを通してガーンディーヴァやトリシューラなどのシヴァ神系統のアストラを発現させる。 腕の形状をしているのはインド神話の神々は単純な人型に限らず、手や目が多くても問題とならないため。 「踊り」によって制御している関係上、発現させ続けることが出来るのは一種類のアストラだけだが、 切り替えそのものは瞬時に可能で、打ち出したガーンディーヴァにトリシューラで追撃したり、 パーシュパタを受けてもがく相手にパラシュを打ち込んだりと、 効果そのものは発現させれば残るし、連携することもできる。 上条当麻は次々に切り替わるアストラの対処に苦戦したが、 上条の戦闘を見ていたインデックスによってピナーカの存在が判明。 ソーズティ=エキシカのアグニアストラによって上条に伝達された。 ピナーカの看破から続く上条との会話により動揺したウレアパディーは、 『幻想殺し』によってピナーカを破壊され、敗北を認めた。
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【種別】 人名 【元ネタ】 同名の実在した魔術師。 Wikipedia-マグレガー・メイザース 【初出】 新約十二巻(名前のみ) 新約十八巻の再現映像で登場 【CV】 井上 和彦 【解説】 魔術業界においては著名な魔術師の一人。 『黄金夜明』の「三人の創設者」の一人であり、結社内の二大派閥・メイザース派のトップ。 そこらの魔術師を捕まえて有名人を挙げてみろと質問すれば、 10本指が埋まる頃には『薔薇十字(ローゼンクロイツ)』やサンジェルマンと並んで名前が挙がるとされる。 古いスコットランド式軍服の上から魔女のとんがり帽子や外套を羽織り、マフラーを巻いた中年男性。 右に重心を傾けて立つ癖がある。 妻はミナ=メイザース。夫婦仲は良好だった模様。 天才という言葉を補って余りある変人として知られており、 ハイランダーの末裔、スコットランド貴族グランストラエ伯爵を自称し、 スチュアート王朝の再興を切望していた。 まだ若手の魔術師だったアレイスターの才能を見出し、スカウトした人物でもある。 様々な偉業を成し遂げたが、特に有名なのが古い「原典」の翻訳。 「ヴェールを脱いだカバラ」、「術士アブラメリンの神聖なる魔術の書」、「ソロモンの大きな鍵」といった現物ではあまりに難解、かつ猛烈な知識の毒を持つ「原典」を誰でも読める分かり易い形に変換し、 欧州全域にカバラを中心とした魔術文化を蔓延させ、魔術の洋の東西を切り分けた。 最終的に近代西洋魔術という「現代魔術の基礎理論」を確立したのはアレイスターだが、 このようにメイザースもまた、魔術の基礎理論を独自に構築できるだけの実力を持っていた。 地の文では、魔神やアレイスターとも並び上回る天才と評されている。 軍服に憧れ銃剣巨砲に目を輝かせたり、一点に集中すると周りが見えなくなってしまったりと天才特有の「子供の部分」がある反面、 組織の長らしく人としての情の部分を切り離すことができる人物。 期待に応えられなければ慰めず、躊躇なく鞭を打つ。 ましてそれが「見込みのある」魔術師ならば、崖の下に突き落とし、這い上がってきた者だけを認めていたため、組織の中で最も恐れられ、時に暴君や独裁者などと呼ばれていた。 戦闘では周囲に浮かせた4種の象徴武器を自在に操り、多種多様な魔術を行使する。 属性魔術自体の「圧」は幻想殺しで打ち消せる程度だが、バードウェイのように縛りを設けてない分非常に自由度と操作性が高く、 範囲攻撃、時間差攻撃、即死攻撃、精密攻撃、移動、防御など戦闘における様々な分野を象徴武器の操作だけでこなす。 (→こちらを参照) 召喚魔術のレベルも恐ろしく高く、コロンゾンを召喚し契約したり、 最強格の悪魔「蠅の王」を召喚して攻撃に使用したり、 御使堕し級の純度の大天使を、全四体同時に召喚して使役した。 総評すると魔術の基本を極限まで極めた、「力」より「技術」で圧倒する達人。 アレイスターは「基本の四大元素を完全に御することで世界の全てを表現する」、 「あれに超常で挑むのは、太陽に向けて懐中電灯を向けるくらいの空回り」 と述べており、「特別な才能を必要としない技術」という魔術の理念を体現した魔術師と言えるだろう。 野心家、というより「子供の部分」に逆らえない性格であり、アレイスターをスカウトした理由もそこにあった。 彼はアレイスターが作った革新的な魔術様式を認めると同時に、 ウェストコットら先人達が作り上げた『黄金』の基礎理論の一つ一つをアレイスターが開発したモノと置換していき、 ゆくゆくはその革新的な技術を自らの物として、それらを時代にもたらした大魔術師として、自らの名を歴史に打ち立てようと企てていた。 しかし「ブライスロードの戦い」でアレイスターに反逆され、彼が用意した偽造文書によりウェストコット派と内部抗争せざるをえない状況に追い込まれる。 戦闘の末にアレイスターと刃を交え、ブライスロードの秘宝の一撃やクレイモアの斬撃を受けながらも、最期はアレイスターと相打ちになる形で戦いを終えた。 そしてアレイスターから受けた呪いにより成功の目を見ることなくその生涯を終え、 遺体は名前を伏せてウェストミンスター寺院に埋葬された。 ...と、アレイスター(と読者)からは思われていたが、新約二十巻ラストでメイザースおよび黄金メンバーら本人が当時の全盛期の状態で登場。 理屈や経緯は不明だが生きながらえており (コロンゾンが関わっていることが示唆されている)、 同じように生存していた『黄金』の構成員達を引き連れ、アレイスターと対峙した。 「リリスは救われるべきではなかった」と断じ、『復讐者』という性質を失ったアレイスターを蔑んでいた。 そして「黄金」のメンバー達と共に残りのクロウリーズ・ハザードを殲滅し、アレイスターを殺害すべく行動を開始した。 圧倒的な魔術の腕とウェストコットを思わせる不死性でアレイスター一行を追い詰めるが、反撃によりベリッジ(未編集)を倒されたことで秘密を暴かれる。 彼ら復活した「黄金」メンバーの正体は、コロンゾンによって作成されたイギリスの防衛装置。 ミナ=メイザースのようにタロットカードに人格を写すことで、意思を持つ「原典」として復活した。 前述の不死性も、何人にも破壊出来ない「原典」の特性によるものである。 つまり彼らは本人ではないが、「設定」として過去の当人の人格、術式を持っている。 生まれた経緯上作成したコロンゾンの指示に抗えないが、 「再現」とはいえ腐ってもメイザース。魔道書の翻訳者である彼は独自解釈でタロットの番号を入れ替え、「黄金」の中で唯一コロンゾンの支配を脱却した。 命令であるアレイスターの殺害はメイザース自身の意向もあり従っているが、だからといってコロンゾンの味方をしているわけではなく、むしろ出し抜こうとしている。 彼の本当の目的は過去と同じくコロンゾンを使役し追い返すことで、他の「黄金」メンバーを解放し、完全な自由を得ること。 本物の遺体はエディンバラ城に埋葬されており、 移動するだけで魔術的記号として機能するエリザードが城に到着すれば 隠蔽術式が破綻するため、妨害のため王室派とカーチェイスを展開、 あとから追いついてきた上条とも戦闘になるが、 結局は自分の遺体を守るよりもアレイスターとの決着を優先させる。 アレイスターは彼に「オリジナルでないのなら過去の因縁はないはず」と問いかけ、 メイザースは「作り物だとしてもそこに留まるかどうかを決めるのは俺自身、コロンゾンもアレイスターもどうでも良いが、『反抗』の結末は俺が決める」と返す。 そして過去のトラウマを乗り越え聖書を手に取ったアレイスターに対し、あえて自身も同系の魔術を使用し、決闘が始まる。 天使の召喚など「神の子」に由来する魔術同士を即興でぶつけて無力化しあい、拳での殴り合いにもつれ込む。 「原典」の不死性により徐々にアレイスターを追い詰めたが、 真理に辿り着いたアレイスターの魔術によって地脈・龍脈からのエネルギーを断たれ、他の『黄金』メンバーともどもタロットへと戻っていった。 そしてメイザースと呼ばれた何者かは、笑いながら消えていった。 【関連】 属性魔術【メイザース】
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*アニメ新規情報のみの索引はこちら ア行 アイテム 一方通行(アクセラレータ) 一方通行(アクセラレータ)【能力名】 有冨春樹(ありとみはるき) 窒素装甲(オフェンスアーマー) カ行 学園都市研究発表会 金崎大学付属・筋ジストロフィー研究センター(かなさきだいがくふぞく・―) 缶ジュース 甘味栄華(かんみえいが) 絹旗最愛(きぬはたさいあい) きるぐまー 草壁優美(くさかべゆみ) 寿命中断(クリティカル) ケミカロイド計画 広域社会見学 サ行 桜井純(さくらいじゅん)(未編集) 妹達(シスターズ) ジャーニー スタディコーポレーション(未編集) タ行 滝壺理后(たきつぼりこう) 幽体拡散(ディフュージョンゴースト) 学習装置(テスタメント) オモチャの兵隊(トイソルジャー) ナ行 長点上機学園(ながてんじょうきがくえん) 二五〇年法 布束砥信(ぬのたばしのぶ) 体晶(たいしょう) ハ行 樋口製薬・第七薬学研究センター(ひぐちせいやく・だいななやくがくけんきゅうせんたー) 必殺猫爆弾 フェブリ 高電離気体(プラズマ) マ行 斑目健治(まだらめけんじ)(未編集) ミサカネットワーク ミサカ1号 ミサカ9982号 ミサカ10031号 ミサカ10032号(御坂妹) 水穂機構・病理解析研究所(みずほきこう・びょうりかいせきけんきゅうじょ) 麦野沈利(むぎのしずり) 鋼鉄破り(メタルイーターMX) 原子崩し(メルトダウナー) ラ行 ラ・マンチャ 欠陥電気(レディオノイズ) 量産型能力者計画(レディオノイズけいかく) 絶対能力進化(レベル6シフト) A~Z 能力追跡(AIMストーカー) 電子(NV)ゴーグル
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【種別】 イベント 【初出】 とある魔術と科学の群奏活劇 【解説】 金星探査を行うロケットのコンテスト。 四〇〇基ほどが参加エントリーしており、 学園都市や複数国家の連合体であるEUのような大きな母体から、 商店街の地域活性の一つで飛ばされているロケットまでさまざま。 金星探査プロジェクトレースは『ロンドネット』が主催している、 このコンテストの中でどのロケットが最初の新発見をできるかを当てる連動の抽選企画。 9月10日時点でかなり多くのロケットが打ち上げられており、 学園都市では連日ロケットの打ち上げの音や光、 ロケット燃料であるヒドラジンの扱いが問題になっている。 特にヒドラジンは第一〇学区でロケットに注入し、第二三学区にて組み立て・打ち上げされるため、 「有害物質を積んだ車両が学園都市中を走る」状況に対する危険性を指摘されている。 実はこのコンテストそのものが隠れ蓑であり、 その真の目的は多くの探査機が宇宙に飛ばされるのをいいことに、 軌道エレベーター『エンデュミオン』建設のための資材を宇宙域まで運ぶことだった。 【余談】 原作八巻で世界各国が『残骸』獲得のためにロケットを打ち上げているが、 このコンテストのことがあったにもかかわらず、 白井黒子は世界各国がロケットを打ち上げていることに不思議がっていた。
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5 上条の絶叫から15秒後…… 「つーわけであたし達3人をここに泊」 「まてまてまてまてちょっと待て!!話は分かったけどどうしてそういう展開になるんだっつーの!!」 「……話を聞いてましたか?それとも内容が理解できてねぇんですか?」 「いや分かったって言ったじゃん!たった今!!人の話聞いてねぇのはテメエらだろうが!!」 上条はテーブル向かいに座っている、アニェーゼ、ルチア、アンジェレネの3人に向かって、必死に説明を求めていた。 いや、正確には「アニェーゼ達がなぜここにいるのか」の説明では無くなぜ「上条の家に泊めてくれ」などと言ってくるのかなのだが、彼女達は全くくみ取ってくれない。 上条の絶叫から15分前・上条の自室 「1人暮らしの男の部屋としては結構片付いて……1人じゃねぇでした、同棲してんですよね。まああの禁書目録が進んで家事や手伝いをするとは思えねぇですが」 アニェーゼはまるで自分の家の様にベットの上でくつろぎ………… 「…………正直、修道女としてその事実は了承しかねますね。まったく……成り行きでこうなってしまったと聞きますが、あなたならこの調子で何名もの女性とパイプを持っていそうです……それと鍵はもっと解除が難しく、窓ガラスは防弾ガラスの物にしなさい、不用心ですよ?」 ルチアは礼儀こそ正しいが自分たちの行いなどまるで気にも留めていないかの様子で無神経にペラペラと話し………… 「す、すみません……ちょっと事情があって(モグモグ)……し、仕方なくなんですよ?勿論仕事であって(パクパク)……決して嫌がらせでは……(パクモグ)」 アンジェレネはインデックス様に買っておいたケーキ菓子を上条の了承も無く勝手にパクパク食べている………… 「……………………ちょ」 「「「?」」」 「ちょっと待てテメエら~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!」 と、ここで上条の今までためていた何かが一気に爆発した。それは怒りと言うより激しい混乱によるもので…… 「まず人の家に勝手に上がり込んでんじゃねえよ、なんでお前らがここに居る!?んでもってなに和んでんだ!ここは上条さんのお家ですよお分かりですか!?つーか本来ここに居る筈のインデックスはどこ行った!!?そしてあなたは自分の事を棚に上げて人を注意をするんじゃありません!最後にケーキをパクパク食ってるきみ!!君がそのケーキをパクパク食べると後に私が腹ペコ野獣と化したインデックスに頭をガブリと食べられてしまうのですが!!??」 勢い良く立ち上がり、息継ぎなしで怒涛のツッコミ連打をした上条は、ここでようやく息を整えアニェーゼ達をキッ!と睨む。 「了承なら最大宗教の許可を」 「俺の許可を取れよ!何度も言いますけどここは上条さんの部屋です!!」 「……じゃあ許可をください」 一瞬ドついてやろうかとも思った上条だったが、まずは状況を把握し、混乱を治めたい。 「…………まず何がどうなってるのか説明してくれよ…………」 溜息をつきながら再び床に座る。 「ん~……そうですね、色々説明しなきゃいけない事があんですよね…………取り合えず何かを言うなら禁書目録は無事ですから安心すると良いです」 「むしろ今頃大満足してるかもしれません…………まったく、禁書目録もそうですがあの喫煙神父も許しがたい。煙草もそうですが、あの人は禁書目録に甘すぎです」 「赤髪さん、今日の為に貯金を目一杯降ろして様々な料理店を貸し切りにしてましたもんね…………う、羨ましいです…………」 赤髪・タバコ、この2つに禁書目録が合わさるだけでインデックスがどこの誰といるかは明白だった。 「ステイルも来てるのか?だったら何でお前らと一緒じゃないんだ?」 「そりゃあとうぜんです、だって…………」 禁書目録は今、学園都市に居ませんから。